〜マーケティング戦略〜Twitterを使ってカジノの宣伝をすることは可能か?

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世界中のカジノでは、様々なプロモーションや宣伝活動を使用し、できる限り多くの来場者を集めようとしています。ほとんどの場合において、カジノは特定の都市や地域、国の観光の目玉の一つとなっており、看板やチラシ、テレビにおいてさえ目にします。

ただし、カジノやギャンブルの宣伝を行う際は、道徳的、倫理的な規範を考慮し、どこでどういったプロモーションを行うかを慎重に決定しなければいけません。というのも、何百万人もの未成年がTwitterやFacebookのアカウントを持っていますが、このことは未成年者たちが自身の年齢にふさわしくない情報まで手に入れることができてしまうということだからです。

そして当然ながら、ギャンブルやカジノのプロモーションがソーシャルネットワークあるいはTwitter上で許可されているかどうかを考慮しなくてはなりません。以下にて、Twitterを活用したカジノマーケティングについて詳しく見ていきましょう。

Twitterのギャンブル広告に関するポリシー

一般的には、カジノやギャンブルに関連するプロモーションは全て禁止されていますが、特定の国では、下記にあるような制限のもとで許可されています。

本ポリシーは以下のとおり適用されますが、これらに限定されるものではありません。

  • オンラインでのカジノ、ギャンブル、スポーツ賭博、ビンゴ
  • オンラインのファンタジースポーツサイト
  • オンラインギャンブルに関連したコンテンツを促進または誘導する電子書籍・サイト(アフィリエイトやギャンブルへ引き込もうとするサイトも含む)
  • 宝くじ
  • ギャンブルソフトやポーカーのオッズ計算機といったギャンブルに関連するソフトウェア
  • 実店舗型カジノの建設
  • ギャンブルのコンテンツと交換可能なボーナスコードや引換券、クーポン

 

認められているプロモーション

  • カジノが併設されているが、ホテルがメインとなっているもの
  • ファンタジースポーツに関するニュースや情報
  • ギャンブルにちなんだアクセサリー(ポーカーのチップやパチンコ機など)

国によって異なる政策

世界中のほとんどの国で、カジノやギャンブルのプロモーションは一般的には禁止されています。カジノを作ることすら認められない国もあります。特にアラブ諸国においては、法律によりカジノの運営に制限をかけたり、禁止したりしていますが、しかし例外も存在します。これはどういうことかというと、観光事業としてカジノを発展させることは奨励しないのですが、様々なプロモーションやマーケティングの手法を用いて、カジノへ巨額の投資を行っている国があるのです。イギリスなどがその一例です。

  • 英国賭博委員会から認可を受けた広告主であれば、イギリスをターゲットとしたオンラインカジノ、スポーツ賭博、ビンゴ、宝くじの宣伝を行うことができる
  • ファンタジースポーツの広告は許可されている
  • イギリスにおける、アフィリエイトや情報サイト、オッズサイトといった、ギャンブルの事業者へ誘導するサイト(宝くじ団体を除く)は、その活動がライセンスやその他の認可を必要とするものでない限り認められている。この点において、広告主は状況に変更があった場合、または自身の活動が法律や、規制当局、業界団体の規制の対象となる場合には、速やかにTwitterに報告しなければならない。これらの広告主が許可を得るためには、Twitterの事前承認を得なければならない。

スペインのカジノ産業とカジノ広告の禁止

過去10年間で、スペインにおけるカジノゲーム産業は非常に盛んなものとなりました。昔ながらの賭け事であった、国営の宝くじや、カフェやレストランに置かれていたポーカーマシーンに代わり、インターネット賭博、スポーツ賭博、そしてカジノが市場の大部分を占めるようになったのです。

これらを受けてスペイン政府は、テレビでのカジノ広告を80%減少させ、さらに企業が賭博の宣伝に有名人を起用することを禁止する方針だそうです。